改めて確認する杖歩行|介護職が知っておきたい安全な見守りと介助

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改めて確認する杖歩行|介護職が知っておきたい安全な見守りと介助

介護の現場では、杖を使って歩いている利用者様を見かけることは珍しくありません。毎日のように行う介助だからこそ、「いつものこと」と思わず、改めて杖歩行の基本を確認してみることが大切です。

杖は、歩行時のバランスを支えたり、足にかかる負担を軽減したりするために使用します。ただし、杖を持っているからといって、必ずしも安全に歩けるとは限りません。身体の状態や歩行能力に合わせて、適切に使用できているかを見る必要があります。

まず確認したいのが杖の高さです。高さが合っていないと、身体に余計な負担がかかったり、歩行が不安定になったりすることがあります。また、杖先のゴムがすり減っていないか、杖をしっかり接地できているかも重要なポイントです。

介護職が歩行を見守る際には、杖だけを見るのではなく、利用者様全体の様子を観察します。「以前より歩幅が小さくなった」「ふらつきが増えた」「杖をつく位置が変わった」など、ちょっとした変化が転倒予防につながる気づきになることがあります。

また、介助では何でも手を出せばよいというわけではありません。利用者様自身でできることを大切にしながら、必要な場面で支えることも介護職の重要な役割です。

日常生活の中で歩行を一番近くで見ているからこそ、介護職だから気づける変化があります。その気づきをリハビリ職や看護職など多職種と共有することで、より安全で、その人らしい歩行を支えることにつながります。

「何となく行っていた杖歩行」を一度立ち止まって見直すこと。それが、安全なケアと利用者様の自立支援につながります。

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