「眠前薬って何を飲んでいるの?」介護職が知っておきたい睡眠薬の基本

query_builder 2026/07/30
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「眠前薬って何を飲んでいるの?」介護職が知っておきたい睡眠薬の基本

介護施設では、「いつもの眠前薬をお願いします」と服薬介助を行う場面が毎日のようにあります。しかし、「名前は知っているけれど、どんな効果がある薬なのか分からない」という介護職の方も多いのではないでしょうか。薬の特徴を少し知っておくだけでも、利用者様の変化に気付きやすくなり、安全な介護につながります。

近年、介護施設でよく使用される睡眠薬には次のようなものがあります。


・デエビゴ(レンボレキサント)
脳を覚醒させる「オレキシン」の働きを抑え、自然な眠りを促す睡眠薬です。
・ベルソムラ(スボレキサント)
デエビゴと同じタイプの薬で、寝つきだけでなく途中で目が覚める中途覚醒の改善も期待できます。
・ロゼレム(ラメルテオン)
睡眠ホルモン「メラトニン」と似た働きをし、体内時計を整えながら自然な睡眠リズムへ導きます。
・マイスリー(ゾルピデム)
比較的速く効果が現れるため、寝つきが悪い方によく使用される睡眠薬です。
・ルネスタ(エスゾピクロン)
寝つきの改善に加え、睡眠を維持する効果もあり、中途覚醒の改善にも用いられます。

介護職が特に意識したいのは、服用後の様子を観察することです。夜間のトイレ時にふらついていないか、翌朝まで眠気が残っていないか、普段より反応が鈍くなっていないかなど、小さな変化が転倒事故の予防につながります。

また、睡眠薬だけで良い睡眠が得られるわけではありません。日中の活動量やリハビリ、適度な運動、生活リズム、昼寝の時間なども睡眠の質に大きく影響します。そのため、介護職が日中の様子をしっかり観察し、看護師や医師へ情報共有することも大切な役割です。

もちろん、介護職が薬の効果を判断したり変更したりすることはできません。しかし、「今日は眠そう」「夜中に何度も起きていた」「ふらつきが増えた」といった気付きを共有することで、利用者様にとってより安全で適切な服薬につながります。

普段何気なく介助している眠前薬も、特徴を知ることで観察の視点が広がります。薬の名前と役割を少しずつ覚え、利用者様が安心して夜を過ごせるよう支援していきましょう。

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