介護士なら知っておきたい!利用者の「浮腫(むくみ)」とその対策

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介護士なら知っておきたい!利用者の「浮腫(むくみ)」とその対策

介護の現場では、「足がパンパンに腫れている」「靴が履きにくそう」といった利用者の姿を見かけることがあります。このような浮腫(むくみ)は、高齢者によく見られる症状ですが、「年齢のせい」と見過ごしてはいけません。病気のサインである可能性もあるため、日頃の観察が重要です。

浮腫とは、皮膚の下に余分な水分がたまった状態のことをいいます。長時間座ったまま・寝たままの生活や運動不足、筋力低下などで血液やリンパ液の流れが悪くなると起こりやすくなります。また、心不全や腎臓病、肝臓病、薬の副作用などが原因となる場合もあります。

介護士がまず意識したいのは「いつもとの違い」に気付くことです。靴下の跡が深く残る、足首が見えにくくなる、指で押すとへこんだまま戻りにくいなどは浮腫のサインです。左右差がある場合や、急激に悪化した場合、息苦しさや体重増加を伴う場合は、早めに看護師へ報告しましょう。

日常でできる対策もあります。適度な歩行や足首の運動で筋肉を動かし、ふくらはぎのポンプ作用を促すことが効果的です。長時間同じ姿勢を避け、座っている時は時々足を動かすよう声掛けを行いましょう。また、医師の指示がある場合は足を少し高くして休むことも有効です。水分制限や塩分制限が必要な方もいるため、自己判断ではなくケアプランや医療職の指示に沿って対応することが大切です。

浮腫は単なる「むくみ」ではなく、利用者の体調変化を知らせる大切なサインです。介護士の観察力と小さな気付きが、早期発見や重症化の予防につながります。毎日のケアの中で足元までしっかり観察し、多職種と情報を共有しながら安心できるケアを提供していきましょう。

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